2006年04月24日

東京裁判史観の克服5

 「アメリカが日本を戦争せざるを得ない地点まで追い込んだのだ」。この指摘は決してローガン弁護人ひとりの認識ではありません。
「世界がさばく東京裁判」より
引用開始

 アメリカ人のカーチス・B・ドール大佐は、ルーズベルトの長女の元夫でありながら、1968年重い口を開いて、その真相を次のように暴露した。
「ホワイトハウスで1941年11月25日に開かれた運命的な会議の記録を読み返してみて、私の以前の岳父、ルーズベルトおよび彼の側近たちの戦略は、平和を維持し保証することではなく、事件を組み立て、あるいは引き起こさせて、アメリカを日本との戦争に巻き込むという陰謀にもっぱら関わっていたと、私は悟ったのです。それを知って私の心は張り裂けんばかりでした。これは「裏口」からヨーロッパの戦争に入ることを可能にする計略でした」

 英国の軍需生産大臣オリバー・リットルトンは戦時中の1944年6月20日、ロンドンの商工会議所で、「日本がアメリカを戦争に追い込んだというのは歴史の狂言である。真実はその逆である。アメリカが日本を真珠湾に誘い込んだと見るのが正しいのだ」とスピーチして物議を醸した。しかし、歴史の真実を知る立場からすれば、「日本に騙まし討ちされた」というアメリカ政府の宣伝はよほど腹に据えかねたのだろう。


 イギリスのラッセル・グレンフェル海軍大佐は1952年に、「政府中枢部では攻撃は十分予期されていただけでなく、実際上欲せられていた。ルーズベルトが戦争を欲していたことは疑う余地はないが、政治的理由から、最初の攻撃が相手から加えられることを望んでいた。そのため自尊心を持つ国なら、いかなる国でも武力に訴えるほかない地点にまで日本に圧力を加えたのである。日本はアメリカ大統領によってアメリカを攻撃することにされていた」と指摘した。

 アメリカの著名な歴史家ハリー・エルマー・バーンズは次のように指摘している。
 「真珠湾攻撃の責任は、事実を知っている人達にとって、自ら進んで公表する勇気があるかどうかには関係なく、まったく明らかである。・・・大西洋でヒトラーを戦争行為に挑発できないことがはっきりしてきた1941年6月の、日本の経済的扼殺で始まった戦術の切り換えを除いては、戦争への道はまったく直線的であった。全局面を通ずる戦争工作の建築家であり大指揮者だったのはフランクリン・デラノ・ルーズベルトだ
引用終わり

 今回は五回に分けて主に日米戦争開戦責任についての指摘を掲載してきましたが、東京裁判における弁護側、検察側にどのようなやりとりがあったのかを示す様々な書籍が出版されています。その多くを読んでみて感じることは、検察側の訴因には概して大変無理があるということでした。しかし、弁護側の正論はほとんどが却下されています。
posted by 小楠 at 08:18| Comment(7) | TrackBack(1) | 書棚の中の東京裁判
この記事へのコメント
勝者が敗者を裁く、初めから正論など通らぬ裁判に従った日本でした。しかし今や東京裁判の不当性は世界の知るところになっています。真実と虚実と陰謀、その裏に秘められた国際政治判断、余りにも素直で人間性に秀でた故に、翻弄され続けた日本の姿があると思います。しかし戦後61年目を迎えたて、ようやく本来の日本の姿へ帰ろうとしています。
Posted by カピタン at 2006年04月24日 10:46
日本には、この東京裁判史観の払拭が先ず第一条件でしょうね。
当時この裁判を礼賛した横田喜三郎のような輩を敗戦利得者と言うらしいです。
自分の教授職を追放されないようにGHQに媚を売る、こんな者が最高裁判所長官だったとは。
Posted by 小楠 at 2006年04月24日 11:21
イラン・北鮮をゴロツキ国家と名指ししたような大統領が存在する米国のほうが破落戸の親玉みたいに思えて仕方がありません。米国の属国(飼い犬のポチ)に成り下がってしまった日本の人民の目には外国と言ったら米国しかありません。印度や欧州の見識はどうなっているのかを学習する必要もときには必要ですよね。強引単細胞的な米国外交を素直に受け入れちゃう日本は更に無脳単細胞で危険です。狡猾な米国を最も恐れているのがご存知狡猾な支那人。「蛇の道は蛇にしか見えない」ですね。支那賤民大陸に進軍した日本は支那人の狡猾さを"学んで"いたら戦争に負けず、裁判で全面承服することも無かったのに。度し難い過ちと屈辱。残念です。
Posted by ケイさん語録 at 2006年04月24日 13:30
毎度、反日ワクチンさんのBlogに暫く停泊してあれこれ模索しているんですよ〜。御記事中のKey wordを拝借して次回、次次回の自分のBlogを頭の中で構築させてもらっています。こちら反日さんは硬派で、自分のは軟派と解釈しております。ときどき羽目をはずして難破しちゃいますが・・・。笑って許していただけたら望外の幸せです。
Posted by ケイさん語録 at 2006年04月24日 13:39
>>「蛇の道は蛇にしか見えない」

なるほどねー。狡猾な民族でない日本人には、なかなか難しい点ですね。
我々が一所懸命言ってるのに、肝腎の政治家、官僚が自虐史観に犯されてるから、歯がゆい思いですよ。
Posted by 小楠 at 2006年04月24日 19:47
お邪魔します,
関西経済同友会が極めて真っ当な提言をされています.TBさせていただきました.

ブログサイトを4/30より下のリンク先に完全移転します.ご面倒をお掛けしますが,ブックマーク等の変更をお願いいたします.
今後とも宜しくお願いいたします.
Posted by kousotsudr at 2006年04月28日 22:22
こんにちは,すでにお読みになったかもしれませんが,以下の通りのレスを頂きましたので,報告いたします.遅れまして申し訳ありませんでした.
てっくさんなら何とかしていただけるものと思います.

「 kousotsudrさん、ありがとうございます

メルマガはスパム判定される場合があるみたいです
私のメールアドレスも、1日100件くらい・・・多いときには150件くらいメールが来ますので、ちょっと連絡の取り方を考えてみます

メッセージボックスを設置するか、秘話機能付のチャットで、ログがたくさん残るものを設置するか・・・
本日は某所の神社へ行きますので、あさって以降に


投稿者 てっく : 2006年04月29日 05:31 」
Posted by kousotsudr at 2006年04月29日 19:04
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/605515

この記事へのトラックバック

現状を弁えた関西経済同友会の提言
Excerpt: 日頃から愛読させていただいている”大高未貴の世界見聞録”に関西経済同友...
Weblog: もののふのこころ
Tracked: 2006-04-28 22:16