2007年09月15日

中共のチベット侵略6

中共、約束事の大嘘

 福田氏の首相就任が優勢のようですが、安倍政権は政策の批判で倒れたのではありません。にもかかわらず、安倍氏とは正反対のような政策を打ち出すであろう福田氏を担ぎだす自民の面々は、政策無視、自己の権勢欲のための福田支持であることは明白でしょう。保守派国民の意志とはかけ離れた擁立ではないでしょうか。福田政権成立後の内閣支持率では、国民の中の真の保守勢力からの支持は大幅に減るように思えます。
 勿論このような選択をする自民党への支持も同様でしょう。
早い機会に政界再編の動きが活発化することを祈るのみです。

星野仙一氏のオンライン・レポートにいい記事がありましたのでリンクしておきます。

マイケル・ダナム著「中国はいかにチベットを侵略したか」から、抜粋引用してみます。
この中共の侵略手法をよく把握しておくことは、今の日本にとっても重要なことではないでしょうか。尖閣諸島などでの中国の行動と重ね合わせて、国民が危機感を持っていることも大切でしょう。
写真はリタンのカンパ戦士
tibet06.jpg

引用開始
 1956年は、中共の約束事が耳をかす値打ちもない大嘘だったことがはっきりしたという点で、チベット人にとって忘れられない年だった。民主的改革? 土地改革? 援助? 進歩? それらはすべて暴力、脅迫、飢餓、死、にいい換えてみればずっと分かり易い。それが中共の共産主義への道だった。チベットを乗っ取り、完全にわが物にするのが中共側の目的だったのだ。これが毛沢東のいう「大家族の一員としてチベットを抱擁する」という意味であった。
 カム、アムド、ゴロク、どこの村でも中共の虐殺を経験しており、抵抗の狼煙を最初に上げたのは自分たちの村だったというだろう。誰も間違ってはいなかった。ほんの数週間のうちに東チベットの抵抗勢力は吹き荒れる嵐となって広がったのだ。

人類の敵共産党の非道
 中共側も負けてはいない。妻、娘、尼僧たちは繰り返し強姦されまくった。特に尊敬されている僧たちは狙いうちされ、尼僧と性交を強いられたりもした。ある僧院は馬小舎にされ、僧たちはそこに連行されてきた売春婦との性交を強いられた。あくまでも拒否した僧のある者は腕を叩き切られ、「仏陀に腕を返してもらえ」と嘲笑された。大勢のチベット人は、手足を切断され、首を切り落とされ、焼かれ、熱湯を浴びせられ、馬や車で引きずり殺されていった。アムドでは高僧たちが散々殴打されて穴にほうり込まれ、村人はその上に小便をかけるよう命じられた。さらに高僧たちは「霊力で穴から飛び上がって見せろ」と中共兵に嘲られ、揚句に全員射殺された。怯える子供たちの目の前で両親は頭をぶち抜かれ、大勢の少年少女が家から追われて中共の学校や孤児院に強制収容されていった。
 貴重な仏像は冒涜され、その場で叩き壊されたり、中国本土へ持ち去られていったりした。経典類はトイレットペーパーにされた。僧院は馬や豚小舎にされるか、リタン僧院のように跡形もなく破壊されるかしてしまった。リタン省長は村人の見守る中で拷問され、射殺された。何千人もの村民は強制労働に駆り出され、そのまま行方不明になっていった。僧院長たちは自分の糞便をむりやり食わされ、「仏陀はどうしたんだ?」と中共兵に嘲られた。

 国際法曹委員会報告書は、「1956年終わり頃までに、ある地域ではほとんどの男は断種され、女性は中共兵に犯され妊娠させられていった。ある村では二十五人の富裕な村人が人びとの前で生きながら焼き殺された。また別の村では二十四人の親が、子供を中共の公立学校へ行かせるのを拒んだ罪で目に釘を打ち込まれ、虐殺された」と記している。

 恐怖政治は止むことなくつづき、漢中共はまったく新しい残酷社会をチベットじゅうに浸み渡らせていった。この残虐行為を止める者はおらず、もし地獄がこの世に存在するとしたら、それは正に1956年の東チベットそのものであった。

ラサ――。
 ダライ・ラマの不在中、毛沢東はさらに四万人の部隊を派遣し、軍隊は総勢二十万人に膨れ上がっていた。
 ダライ・ラマは帰国後直ちに、インドで入手した多くの虐殺に関する情報に基いて抗議文書を作成し、中共軍司令官に提出した。
 張司令官は、東チベット地区でそんなことがあったなどとは聞いていないと図々しく空とぼけた。そして、それら一連の虐殺に関連する中共兵の氏名、事件のあった日時、場所、証言者の名前などを列挙するよう求めた。そんなことがいちいちできるわけはなく、結局法王の抗議はうやむやにされてしまった。
 1954年の北京滞在中、毛沢東が互いに密接に連絡し合おうといっていたのを思い出し、ダライ・ラマは中共軍による虐殺行為、抑圧を箇条書きにして毛に送付したが梨の礫であった。三度手紙を送ったが音沙汰はなかった。

 カムにおける中共の暴虐を止める者はもはやいなかった。罪人にされたチベット人の妻や娘はつるし上げの場に引きずり出された。

ゴンポ・タシは書いている。
「女性たちは公衆の面前で素っ裸にされ、夫が罪を認めないと彼女たちはその目の前で強姦された。長い間男やもめで過ごしていた中共兵に不服はなく、彼らは喜々として強姦の命に従った。また、夫たちは人々の前で妻と性交するよう強制される場合もあり、その後たいてい処刑された。そして妻や娘は中共兵に投げ与えられた。
 尼僧もこの暴力から免れることはできなかった。裸にされた僧侶は、これも素っ裸にされた尼僧と性交するよう強制され、中共軍はこれみよがしに、“これがチベット仏教とその純潔さだ”と嘲笑った。その後僧侶たちの多くは処刑され、尼僧は中共兵の餌食にされた。年に関係なくいたる所で女性は強姦され、それも何度も犯され、揚句殺されていった」

 1957年のチベットには、もはやボドガヤにあったような静穏は見る影もなかった。
 強制労働所、死刑執行隊、拷問、家族皆殺し、ラマ僧の虐殺――
1957年までに、東チベットは中共占領下で恣(ほしいまま)に蹂躙されていった。
カンパ、アムド、ゴロク族たちの一縷の光はダライ・ラマ法王の身の安全であった。
引用終わり
posted by 小楠 at 07:15| Comment(7) | TrackBack(0) | 共産主義の実態
この記事へのコメント
今日午後の麻生・福田氏の総裁選記者会見の模様をテレビで観ましたが、福田氏では安倍首相の戦後体制からの脱却、美しい国造りを継続して行くのは無理がありますね。更に福田体制によりまた旧自民党体制へ逆戻りするのは否めません。今こそ自民党の体質が問われる時期になりました。
Posted by カピタン at 2007年09月15日 16:41
カピタン様
このままいけば、真性保守の支持は得られないでしょうね。
福田氏とそれを担ぐ連中だけで一党にまとまれば、ややこしくなくていいのですが、こんな連中が混ざっているので、大切な政策が力強く推進できないでしょう。
社民と合併でもすれば御似合いかも。
Posted by 小楠 at 2007年09月15日 18:01
政策論議や将来のビジョンを戦わせる総裁選よりも派閥の力関係や猟官・情実に基づく総裁選の方が自民党らしいと言ってしまえば自民党らしいんですが・・・。福田さんではチベットや台湾問題への取り組みは期待できなさそうですね。麻生さんの「価値外交」「自由と繁栄の弧」「麻生ドクトリン」の方が面白いのに。
Posted by 何某 at 2007年09月15日 19:29
もういっそのこと、媚中派で与野党議員一まとめになってくれればよっぽどすっきりするのに(笑)。でも私は福田政権になっても短命では?とたかをくくっているのですが、楽観的でしょうか?
Posted by おれんじ at 2007年09月15日 23:12
何某様
今回で旧態依然とした派閥利権まる出しの争いが復活といったところでしょうか。
国民不在、国策不明。よく分かるのは媚中政策になることだけです。

おれんじ様
仰せの通り媚中で一党にまとまって、利権亡者どもは地獄行きとなってほしいですよ。
希望的かも知れませんが、支持率最低、短命に終ってくれと祈りますよ。
Posted by 小楠 at 2007年09月16日 11:15
そもそも安倍政権誕生時には、既に安倍さんと政治信条を同じくする人たちは郵政問題でごっそり離党させられていたのです。当時安倍人気に集まってきただけの人たちが、今回早くもぞろぞろと福田支持に動いていて、本当に見苦しいと思います。
小楠さんの仰るように、政界再編にしか望みが繋げません。
星野さんのブログ見ました。いいこと書かれていますね。
Posted by milesta at 2007年09月16日 20:54
milesta 様
当初の安倍政権支持がいかに多かったかを考える時、それは安倍氏の政策理念に対してでした。倒れた原因は政策理念とは全く関係のないマスゴミの低級な安倍叩き。ところが、福田擁立は信条の正反対のような政策を支持するという、朝日のような共産かぶれには全く都合のいい推移となってきました。
星野氏の言うように、左派マスゴミがその権力で民意を誘導し、マスゴミに都合のよい政権に近づけるためのマスゴミ利権欲の暴力的手段でしょう。
まだまだ日本人は新聞テレビの都合のよいように誘導されやすいようですね。
Posted by 小楠 at 2007年09月17日 11:02
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