2006年12月15日

A級戦犯は犯罪者ではない

大掛かりな歴史の偽造

モルデカイ・モーゼ著・あるユダヤ人の懺悔「日本人に謝りたい」という本があります。1979年に発刊された本ですが、平成11年(1999)に復刊されました。
1941年米国へ亡命、ルーズベルトのブレーントラストとして活躍、1943年頃から対日戦後処理の立案にも参画したという方の本です。
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引用開始
・・・ 従来なら一方的にこれら「A級戦犯」にすべての戦争責任を負わせて当然とするものが圧倒的であった。戦後三十数年、ようやく日本国民もこのまことに大掛かりな歴史の偽造について疑問をもち始めた。
 元来、ここに言う十四人の「A級戦犯」は国内法による裁きを受けた結果ではなく、単に戦勝国が裁判という名のもとに恣意的に演出したものにすぎず、したがって日本国民としてはこれら十四人を犯罪者扱いするものではない。

 国内法は、明らかにこのような戦争処理のための勝者の恣意的な復習儀式に優先するものである。この復習儀式が国際法により認められたものであればともかく、明らかにそのような国際法は存在しないそうであれば、国内法と国際法の優先順位の問題も全く出て来ない。

※人間獣化計画
・・・ ここで戦後史の跛行性というのは、経済面の高度成長と精神衛生面の虚無性との共存のことである。
 経済面の高度成長の要因は技術革新が一方の雄であることは異論がないであろう。しかし、この技術革新による経済の高度成長を側面からバックアップしたものが、逆説的かも知れないが、精神衛生面の虚無性であることは否定できない事実である。・・・・・
 精神衛生面での虚無性が何故経済成長にプラスするのかということは、にわかに理解できないかも知れない。では一体精神衛生面の虚無性とは具体的にどういうことなのか、考えてみたいと思う。
※ゲッペルスは戦後日本の予言者だったのか
 ドイツのゲッペルス宣伝相は、ドイツ国民に与える警告として次のような内容の文書を1934年に公布している。
 それは、非常に強大な超国家的勢力が、文明の破壊にもつながる心理戦、神経戦を挑んできている。これに対してドイツ国民は十分警戒せねばならない。この心理戦、神経戦の目的とするところは、人間の純度を落とすことにより現存する国家を内部からむしばんで行こうとするものである。

 ゲッペルス宣伝相が挙げたこの超国家的勢力の狙いとする心理戦、神経戦とは次の如き大要である。
「人間獣化計画」
 愛国心の消滅、悪平等主義、拝金主義、自由の過度の追求、道徳軽視、3S政策事なかれ主義(Sports Sex Screen)、無気力、無信念、義理人情抹殺、俗吏属僚横行、否定消極主義、自然主義、刹那主義、尖端主義、国粋否定、享楽主義、恋愛至上主義、家族制度破壊、民族的歴史観否定

 以上の十九項目をつぶさに検討してみた場合、戦後の日本の病巣といわれるものにあてはまらないものがただの一つでもあるだろうか。否、何一つないのを発見されて驚かれるであろう。ゲッペルス宣伝相は、戦後の日本に対する予言者だったのであろうか。

 戦後生まれの人たちにはピンとこないかも知れないが、これらは正常な人間の頭で判断すれば人類の文明の破壊につながるものであることは一目瞭然である。人間の純度を落とし、本能性に回帰させようというものである。

・・・第二次大戦が終わってみると、日本へはこれら一連の風潮が忍者の如く忍び寄って完全ともいえるほどに定着してしまっていたのである。
 ・・・何故、前述のゲッペルス宣伝相の警告にあるような思潮が今日の日本に定着してしまったのか。また一体誰が巧妙に持ち込んだのか。持ち込んだ時期は終戦後のどさくさにまぎれてのことであるのは誰にでもわかることだが・・・。

 さらに、忠実な残置謀者とでもいうべき、これら病巣をタブーとして固持、培養している勢力は何か。その勢力とこれを持ち込んだ勢力との関係は如何。今日の日本にとって最も大切なことはこれらを解明することではあるまいか。
 さらに、これらの病巣の残置謀者たる勢力が金科玉条としている日本国憲法の作者は誰か。この日本国憲法の隠された狙いとは如何なるものか。そのルーツは。これらの諸問題にメスを入れることは今日の日本にとって焦眉の急といわねばならない。

 これらの病巣のコーディネーターの役割をしているのが日本国憲法であることは何ら疑いを入れない。
 しかしもう少し考えてみると、この日本国憲法を持ち込み残置謀者を利用してタブーの網を張り、信仰という宗教的呪縛性でもってあたかも千古不磨の大典の如く日本国憲法を最大限に活用している勢力は一体何なのか。さらに、この日本国憲法を最大限に利用するため準備行動として東京裁判という予行演習を演じていることも見逃せないことである。
引用終わり

 これに完全に洗脳されているのが、あるいはこれを利用しているのが靖国を問題化している勢力でしょう。
 
posted by 小楠 at 07:40| Comment(17) | TrackBack(0) | 書棚の中の東京裁判
この記事へのコメント
おはようございます^^
我々は人間獣化計画に組み込まれてしまっているんですね・・・。言われてみればすべてにおいて当てはまります。
一刻も早く憲法の改正が望まれます。
Posted by サウザンドキル at 2006年12月15日 11:03
サウザンドキル様
>>一刻も早く憲法の改正が望まれます。

今の憲法をGHQがどのようなことを意図して作ったかは分りきったことであるにも拘わらず、今になるまで放置していたのは、政治家は勿論、国民の怠惰の責任も大きいのではないでしょうか。
日本の憲法は日本人が作る、当たり前のことですよね。
Posted by 小楠 at 2006年12月15日 12:02
「人間獣化計画」とは初めて聞きました。おどろおどろしいネーミングですが、確かに今の日本にことごとく当てはまりますね。。。

関係ないですが、江青女史の「米を作るのに文字を読める必要はない」とかいう発言を思い出しました。

ただ、下記の部分はちょっと「?」です。
『この技術革新による経済の高度成長を側面からバックアップしたものが、逆説的かも知れないが、精神衛生面の虚無性であることは否定できない事実である。』

Posted by j.seagull at 2006年12月15日 16:35
j.seagull様
>>確かに今の日本にことごとく当てはま りますね。。。

そうですね、実際にこれを意図していたとしたら、完全に成功した状態ですね。

>>下記の部分はちょっと「?」です。

言いたいのは結局、利益獲得のためには、なりふりかまわないような精神状態に成り下がったということではないでしょうか。


Posted by 小楠 at 2006年12月16日 08:07
もうご存知かもしれませんが、小林よしのり氏の著作「いわゆるA級戦犯」という本があります。未だ知られないA級戦犯というものに付いての詳細が書かれています。まだ目を通されていないのでしたら、一度お読まれてはどうでしょうか。涙無くして読めない名著かと思います。
Posted by サウザンドキル at 2006年12月19日 02:39
サウザンドキル様
>>一度読まれてはどうでしょうか

お薦め有難うございます。まだ読んでいないので、早速注文してみます。
だいぶ泣かれたようですね。やっぱり日本人。
Posted by 小楠 at 2006年12月19日 07:06
こんにちは。
あさって、12月23日は、日本人にとっての大恩人(いわゆるA級戦犯とされた方々)が処刑された日です。
わざと、平成天皇陛下(当時の皇太子殿下)のお誕生日に合わせて刑を執行したなんて、いかに東京裁判が悪意に満ちた野蛮劇だったことがわかります。
(判決は、昭和天皇陛下のお誕生日である4月29日)

12月23日は、私たち日本人は、平成天皇陛下のお誕生日をお祝いするとともに、処刑された方々の冥福を祈りませんか? 感謝の気持ちをこめて。

東池袋の処刑地後には、碑があり、常に誰かが花と線香をそえ、供養されているようです。

真の史実を知っている日本人なら、自然とそういう気持ちになるでしょう。

処刑地の碑を、お花でいっぱいにしてあげたいです。

華やかな池袋の町を見ると、この方々が戦争の幕引きとして犠牲となられたおかげで今の日本があるという感謝の思いがこみ上げてきます。合掌。



Posted by 通りすがりの日本人 at 2006年12月21日 16:49
通りすがりの日本人様
コメント有難うございます。
>>処刑地の碑を、お花でいっぱいにして あげたいです。

本当に、日本人ならこのような思いになるのが当然なのに、反日、左翼は全く人間とも思えません。
23日は天皇誕生日のお祝いと共に、皇室、国体を命がけで守った人たちに感謝の心を捧げるべきですね。
気持ちのいいコメントで、嬉しいです。

Posted by 小楠 at 2006年12月21日 17:24
小楠さま、ありがとうございます。
ところで「A級戦犯」という呼称は何とかならないでしょうか。
ネットからでも例えば「A級功労者」と呼び方を変えていくことは、できないものでしょうか。
Posted by 通りすがりの日本人 at 2006年12月22日 15:48
通りすがりの日本人様
>>例えば「A級功労者」と呼び方を

すごい、反日や左翼が聞いたら卒倒しそうな呼び方ですねー。
もともとA級・・・などは敵方から見た呼び方ですよね。日本では1958年にすべての戦犯と呼ばれる方の名誉を回復しましたので、「昭和殉難者」と呼ぶのが正しいと考えています。勿論日本にとっての功労者ですよね。
Posted by 小楠 at 2006年12月22日 16:45
A,B,Cと言う名づけが誤解の元のようですね。なんとなくA=最上級ととるのが一般市民でしょうから。戦争責任は為政者、国民の共同責任として、東京裁判の判決を受け入れはしたが、国内法に基づく戦犯は存在しないという認識が欲しいです。
Posted by おばりん at 2006年12月22日 22:55
国際法に基づく裁判でもなかったのでは?
マッカーサーが後に「東京裁判は、間違いだった」と語りましたが・・・遅すぎ!
Posted by 通りすがりの日本人 at 2006年12月23日 08:11
おばりん様
>>判決を受け入れはしたが

これ、大事な点ですよね。一般には「裁判」を受け入れたとされていますが、正確には「判決」を受け入れたのであり、裁判を受け入れたのではないと正論者は言っています。勿論国内に戦犯は存在しないことも日本人に明確にしなければなりません。

通りすがりの日本人様
>>マッカーサーが後に「東京裁判は、間違いだった」と語りましたが・・・遅すぎ!

これはまったくひどい話で、絞首刑になった人たちは取り返しがつかないですね。
この裁判史観からの脱却が未だになされていないことが問題でしょう。

Posted by 小楠 at 2006年12月23日 09:09
小林よしのり氏の著作「いわゆるA級戦犯」に面白い話が載ってましたので書き込みをさせていただきます。場面は石原莞爾と米人検察官との会話です。

検察「大東亜戦争の起きた原因は、日本の満州事変より始まる。また満州事変そのものが大陸侵攻が日清・日露戦争にある。だから大東亜戦争はsの当時まで追求されるべきだ」
石原「よし、分かった。そんなに歴史的にさかのぼるならペルリを呼んで来い」
検察「それはどういうことか?」
石原「我々は当時、鎖国主義で満州も台湾も何もかも不必要であった。鎖国で以って満足し、たくさんだと言っているのに、わざわざ黒船と大砲で脅かして日本を世界の荒波の中に曝してしまった。こうなったら、日本も何とか生きる方法を考えねばならないではないか。要するにペルリが無理やりに日本を隣国に赴かしめ、脅かすような結果にしたのだ。鎖国主義で結構だ、と言っている平和日本を脅したのは実にペルリである。本当の元凶はペルリだ。ペルリをつれて来い!」

今の専門家以上に的確な言葉だと思います。
長文になってしまい申し訳ありません。
Posted by サウザンドキル at 2006年12月23日 17:36
サウザンドキル様
>>石原莞爾と米人検察官との会話

これは面白いですねー。これだから検察は石原莞爾を出廷させなかったのでしょう。
それでなくても裁判内容の公表もせず、出版も何十年もさせなかったでしょ。
アメリカ大陸の原住民を皆殺しにしたこともどう言い訳するんでしょうか。
この本、ユーズドでしか手に入らないようですね。
Posted by 小楠 at 2006年12月23日 20:41
石原莞爾は自ら「俺がA級戦犯だ。俺を連れて行け」と言ってたそうですね。悉く論破されたため避けられたそうですが。
戦前にこのような人がいたことは喜ばしい限りです。今の政治家にも石原莞爾のような気概と知恵を持っていただきたいとこです。
Posted by サウザンドキル at 2006年12月24日 01:44
サウザンドキル様
「いわゆるA級戦犯」本屋にありました(^_^;
>>今の政治家にも石原莞爾のような気概 と知恵を持っていただきたいとこです

私もこれが切迫した希望です。まだまだ政府内には変な与党議員がいますからねー。
一般の日本人の中には、そのような方々が(例えば貴方のような)増えてきているようには思います。
Posted by 小楠 at 2006年12月24日 09:31
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