2006年11月20日

国定教科書に見る国旗

 「日の丸」がどのような意味を持っているかは、現在の教科書のどこにも書かれていないようです。それどころか、「日の丸」と言うと軍国主義のシンボルとして悪者扱いするイメージのほうが、反日や日教組、マスゴミによって作りだされています。
では、戦前の国定教科書でどのように教えられていたか、また他の国の国旗についても、どのように教えられていたかを、「世界に生きる日本の心」という本から見てみましょう。

引用開始
 戦前の第四期国定教科書(昭和8年から15年まで使用)の「國語読本」(小学校六年用)の第十三課は、「國旗」と題して次のように書いている。
flag.jpg

第十三課國旗
 『今日一国家を形成する国々にして、国旗の制定せられざる所なし。国旗は実に国家を代表する標識にして、其の徽章色彩にはそれぞれ深き意義あり。今我が国を始め主なる諸外国の国旗に就いて述べん。

 雪白の地に紅の日の丸をゑがける我が国の国旗は、最もよく我が国号にかなひ、皇威の発揚、国運の隆昌さながら旭日昇天の勢あるを思はしむ。更に思へば、白地は我が国民の純正潔白なる性質を示し、日の丸は熱烈燃ゆるか如き愛国の至誠を表すものともいふべきか

 イギリスの国旗は、今日の形式を具ふるまでに幾多の変化を重ねたものなり。
 元来イギリスは、イングランド、スコットランド、アイルランド三国の合同して成れる国家にして、先づイングランドとスコットランドと合するや、白地に赤十字の徽章ある前者の国旗と、藍地に斜白十字の徽章ある後者の国旗とを合して一旗となし、更にアイルランドの加はるに及び、白地に斜赤十字の徽章ある其の国旗を合はせて、遂に今日の如き形式をなすに至れり。

 アメリカ合衆国の国旗は一定不変の部分と、変化を許されたる部分とより成る。即ち赤・白合わせて十三條の横筋は、独立当事の十三州を表すものにして、永久に変化することあらざれども、藍地中の星章は、常に州の数と一致せしむるを定めとす。現今は星章の数四十八個なり。

 赤字の中央白円の中に黒のかぎ十字を画がけるものはドイツの国旗にして、かぎ十字は太陽の光をかたどりたるものなりといふ。

 藍・白・赤三色を以って縦に染分けたるは、フランスの国旗なり。此の三色は、自由・平等・博愛を表すものなり。

 中華民国の国旗は赤字の上方一隅を青にし、其の中央に十二の光芒ある白日の形を染抜きたるものなり。此の赤・青・白の三色も自由・平等・博愛の意を表せるものなりといふ。

 イタリヤの国旗は、緑・白・赤の三色を縦に染分け、中央の白地中に王家の紋章を表せり。これイタリヤ中興の王エンマヌエル王、国土統一の時、其の家の紋章の色なる白と赤とに、統一の成功を祈る希望の色として緑を加へ、更に王家の紋章を配したるものなり。

 かくの如く各国の国旗は、或は其の建国の歴史を暗示し、或は其の国民の理想・信仰を表すものなれば、国民の之に対する尊敬は、即ちその国家に対する忠愛の情の発露なり。故に我等は、自国の国旗を尊重すると同時に、諸外国の国旗に対しても、常に敬意を表せざるべからず。』

 ここに紹介した小学校六年用の国語教科書は文語体だが、すべてが文語体ではなかった。口語体もあり、詩や和歌も併載されていた。
 小学校六年生で、これだけの漢字もこなしていた。
「国旗」の章では、日の丸の意義だけではなく、イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ、中華民国、イタリヤの国旗の意味も教えていた。そして、
「各国の国旗は、それぞれの国の歴史を暗示し、国民の理想や信仰を表したものである。各国民は自国の国旗を尊重し、自国への忠愛の発露ともなっている。自国の国旗を尊重すると共に、外国の国旗に対しても敬意を表さなければならない」と結んでいる。
引用終わり

 この教科書、本当は漢字も昔の漢字で書かれていますので、小学校の六年生がこの難しい漢字を読み書きできたことも驚きますが、今の大学出で就職してくる人たちが、いかに漢字を知らないかもまた驚きです。
posted by 小楠 at 07:31| Comment(8) | TrackBack(0) | 教科書に見る日本
この記事へのコメント
國旗や國歌の大切さがよくわかりますね。戦後の教育は、教育というより、日教組の刷込洗脳(極左・赤化)でしかない為、自分でよく研究しないといけませんね。戦前の教科書のように正常な内容に戻る日はいつでしょうか。また、祭日は国旗掲揚をしないとけいませんね。
Posted by 大警視 at 2006年11月25日 21:56
大警視様
いいHNですねー。
>>戦後の教育は、教育というより、日教組の刷込洗脳

GHQのお陰で陽の当たる場所へ出してもらった共産主義者が、大手を振って様々な組合をつくりましたが、教職員の組合ほど有害なものはないですね。
幸い組織率はどんどん下がっているのはいいのですが、地方によって固まってるのが問題かな。
徹底して日教組は解体に追い込みましょう。
Posted by 小楠 at 2006年11月25日 22:29
こういう記事を読むと、戦後の教育の質がいかに落ちているか、あらためて見せつけられた感があります。
昔の人の手紙を読むと、レベルの高さに驚くばかりです。
Posted by おしょう at 2006年11月27日 13:06
おしょう様
今の小学生の教育は、生徒の潜在能力をバカにしたものではないでしょうか。
戦前のレベルをみると、今はできることをさせていないように思えますね。
Posted by 小楠 at 2006年11月27日 15:00
小楠様、こんにちは。
実は先日、昭和十一年から十四年までの『中学校修身教科書』の1巻から5巻までを手に入れ、ブログで紹介しています。
その中で、『国旗国家』について書かれたところを記事にしていますので、紹介させてください。
http://blogs.yahoo.co.jp/moai33jp/43624800.html

軍国主義の象徴として語られることの多い、『修身教育』ですが、至極当然の内容しか書かれていない事に驚きます。
随時追加していきますので、宜しければ御覧下さい。
Posted by もあい。 at 2006年12月10日 07:42
もあい様
拝見しました。
>>『修身教育』ですが、至極当然の内容しか書かれていない事に驚きます。

修身も教育勅語も、反対するような内容は皆無ですね。
これらの内容に反対のことを教えたならば、それこそ日本が崩壊するでしょう。
Posted by 小楠 at 2006年12月10日 11:36
関連して日教組がらみですが,「草莽崛起 - PRIDE OF JAPAN」様よりトラックバックさせていただきます.

http://prideofjapan.blog10.fc2.com/blog-entry-603.html

2006年12月27日
明らかになった日教組作成の想定問答集の存在

 産経紙26日付けでは、改正教育基本法の成立に向けた議論の中、民主党が与党・政府案に対してどのように反対をしていくのかの裏事情が、わかってきた記事が掲載されていた。

それによると日教組が11月下旬、想定問答集を配布し、質疑での活用を呼びかけていたことが分かったというが、【以下はリンク先をご覧ください】


↓ちなみに産経新聞サイトで“日教組”をキーワードとして検索した結果です.

http://insite.search.goo.ne.jp/sankei/search.php?PT=sankeiweb&from=sankeiweb&IE=sjis&MT=%93%FA%8B%B3%91g&SEL=sankeiweb&web.x=37&web.y=11
Posted by くちべた日本人 at 2006年12月27日 13:04
くちべた日本人様
>>日教組作成の想定問答集の存在

崩壊寸前の悪あがきでしょうか、こんな連中に子供を預けることが、いかに馬鹿げているかが徐々に浸透してきていますね。諸悪の根源ともいえる日教組は、必ず潰してしまいましょう。

Posted by 小楠 at 2006年12月27日 16:51
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