2006年10月07日

米国教科書に見る日本1

 戦後は日本の教科書よりも外国の教科書のほうが、より日本的なようです。親日的外国教科書に対して、反日的日本教科書という歪の実態を、外国教科書の日本国の概説で、それがよく解ります。

アメリカの社会科教科書(中等教育用)
1978年(昭和五十三年)
発行のものからの引用です。
『アジア・アフリカ世界―その文化的理解』(The Afro-Asian World―A CULTURAL UNDERSTANDING)より。

引用開始
※日いづる国 Land of the Rising Sun
 「ジャパン」という国名は、太陽の出る所という意味の、「漢語」から来ている。この国名を使うことによって、シナ人は、日本列島がシナの東に位置することを言ったものである。このために、日本はしばしば「日いづる国」と呼称されてきた。それに日本人は、自分たちの国名を「ニホン」または「ニッポン」と発音する。そのためアメリカ人は、時に日本人のことを「ニッポニーズ(Nippo−nese)と呼ぶことがある。

※神々の国 Land of the Gods
 日本の子供たちは、学校で次のように学んでいる。
 イザナギという権威ある神が、その妻イザナミと共に「天の浮橋」(Floating Bridge of Heaven)の上に立った。イザナギは、眼下に横たわる海面を見降した。やがて彼は暗い海の中に、宝石を散りばめた槍をおろした。その槍をひき戻すと、槍の先から汐のしずくが落ちた。しずくが落ちると、次々に固まって、島となった。このようにして日本誕生の伝説が生まれた。

 またこの伝説によると、イザナギは多くの神々を生んだ。その中の一人に太陽の女神があった。女神は孫のニニギノミコトを地上に降りたたせ新しい国土を統治することを命じた。
 ニニギノミコトは大きな勾玉と、神聖な剣と、青銅の鏡の三つを持って、九州に来た。これらはすべて、彼の祖母から贈られたものであった。これら三つの品物は、今日もなお、天皇の地位の象徴となっている
 ニニギノミコトにはジンムという孫があって、この孫が日本の初代の統治者となった。それは、キリスト紀元前六百六十年の二月十一日のことであった。

 何百年もの間、日本人はこの神話を語りついできた。この神話は、日本人もその統治者も、国土も、神々の御心によって作られたということの証明に使われた。現在のヒロヒト天皇は、ジンム天皇の直系(Direct Line)で、第百二十四代に当たるといわれる。かくして日本の王朝は、世界で最も古い王朝(dynasty)ということになる。

解説引用
 戦後の日本の教科書では触れていないことばかりが、アメリカの教科書にはしっかり記述されています。神話から三種の神器、天孫降臨や神武天皇から百二十四代にわたる万世一系、世界最古の王朝など、これならアメリカ人の方が、今の日本人よりよく日本のことを知っているでしょう。

本文引用開始
※氏族形成の時代 The Age of the Clans
 日本に関して最初の記録をまとめたのはシナ人である。彼らはほぼ二世紀頃、日本を旅行した。また考古学者たちは、遺跡を調べて、日本の古代の生活を知ろうと努力した。それによって、五世紀頃までのおよその歴史が明らかになっている。

 少なくとも今から一万年前に、北アジアから来た民族が、朝鮮に到達した。彼らはその後、海を渡って日本へやってきた。また他の集団は、多分南シナや東南アジアからやってきた。その両集団は本州に定住した。日本の北方の島、北海道には、現在もアイヌ民族が住んでいる。そのアイヌの祖先たちも、非常に古い時代に日本に住みついたのである。

※日本人の生活様式 Their Ways of Living
 これらの日本に最初に定住した民族は、主に狩猟や漁撈によって生活をたてていた。彼らは、全体を統轄する支配者を持たなかった。その代わりに多くの家族群、即ち氏族が存在した。それぞれの氏族には、支配者たる首長がいた。それら首長の下に農業を営む者や、衣類や陶器などを作る職人があり、その下に賎民がいた。

※神道の起源 The Beginning of Shinto
 各地の氏族たちは、主として自然を崇拝する信仰を持っていた。彼らは自然界のあらゆるものに生命があると考えた。即ち木や山や川や、また太陽や月にも、生命があると考えた。それらすべての事物が「神」と呼ばれ、英語では「ゴッド」と翻訳された。これらの自然界の事物は深い敬虔の念をもって扱われた。
 その後に祖先崇拝の思想が日本の宗教の一部となった。やがてこれら二つの古代の宗教的信仰――自然崇拝と祖先信仰――が神道と呼ぶ宗教の始まりとなった。この一貫した信仰心は、今日の日本にあっても、なお重要な役割を持っている。
引用終わり

どうでしょうか、日本の神道の二つの特徴を答えられるのは、アメリカ人ということになってしまいます。
 国造り神話からきちんと述べられています。私は教科書では習っていませんが、親からこれらのことを話しとして聞かされていました。皆さんはどうでしたか?
引用書籍は「世界に生きる日本の心」からです。
posted by 小楠 at 07:46| Comment(5) | TrackBack(0) | 教科書に見る日本
この記事へのコメント
日本の神話や伝承、日本人と関わりの深い神道・仏教については歴史や国語で習うべきですね。私などは学校でこういったことは教えられませんでしたから、今でも「無知」の範囲の中にいます。

神代だからといって歴史教育の範囲外に置くのは止めるべきでしょう(あくまで「事実」として教えることには抵抗がありますが)。

Posted by 何某 at 2006年10月08日 13:46
こりゃびっくりです。アメリカが日本の皇室の存在をうらやましがっているという話を聞いたことがありますが、このアメリカの教育にも一因があるのかも知れませんね。

私がこの神話を知ったのは、たぶん子供向けの「なぜなに辞典」的な本で知ったと思います。少なくとも教科書ではなかったです。
Posted by j.seagull at 2006年10月08日 17:57
親から聞いた話が記憶に有るだけです。それから担任の先生が病欠のときに校長先生が代役で授業したときに日本の神様と軍人さんの話をよくしてくれました(担任の授業よりも面白くて皆で待ち遠しかった)。
映画『日本誕生?/三船敏郎?』の最後の場面?が記憶に残っています。美しい”稲”田から白い美しい”鳥”が飛び立った。それは日本の”神様”ですよと母が教えてくれた。もう何年も前の話です、あしからず。
Posted by ケイさん語録 at 2006年10月08日 19:28
私は、大人になってから、書物を読んで学びました。
日本人でありながら、日本のことを知らないのは、とても恥ずかしいことです。

「神話」だからと、歴史と切り離して論じるのはオカシナことです。
他国の人たちが、日本の歴史を尊んでくれているというのに…。
Posted by おしょう at 2006年10月08日 23:34
j.seagull 様
日本の皇室は、その伝統に理解ある世界の国々から憧れられているようですね。
日本独自の神話伝説は神話として、子ども達にしっかり教えるべきと思いますね。

ケイ様
この神話をしっかり伝えてくれる祖父母が健在の間はいいですが、家族の中でこれを伝える人が徐々に少なくなって、そのうち言い伝えられなくなってしまいそうです。が、これは何かの方法で大切に伝えていくべきと思っています。

おしょう様
>>日本人でありながら、日本のことを知らないのは

これも反日、日教組の仕業ですねー。日本を日本でなくするのが彼らの意図ですから。しかし、われわれがこれを打ち砕く役目をしたいですねー。
お互い努力しましょう。
Posted by 小楠 at 2006年10月09日 08:17
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