2008年02月02日

南京入城式の朝日報道

威容堂々大閲兵式
 今回のご紹介は、昭和13年1月27日に発行された、朝日新聞社の週間朝日・アサヒグラフ臨時増刊・支那事変画報・第十一号です。
 この時期は日本軍による南京大虐殺の真最中のはずの頃です。その時に数名の朝日新聞南京特派員が送ってきた南京城内の写真と記事がこのグラフに紹介されています。
こちらでは映画「南京の真実」第一部の試写会が始まっています。
今回掲載の写真は拡大できますので、当時の紙面をお楽しみ下さい(皮肉)。
このページの題は
『この万歳故国に轟け「威容堂々大閲兵式」世紀の絵巻南京入城』となっています。
asanankin03.jpg

主文の引用
【南京にて今井特派員十二月十七日発】
 嗚呼感激のこの日、同胞一億の唱和も響け、今日南京城高く揚る万歳の轟きは世紀の驚異と歓喜茲に爆発する雄渾壮麗な大入城式である。この軍、中支に聖戦の兵を進めて四ヶ月、輝く戦果に敵首都を攻略して全支を制圧し、東亜和平の基礎茲に定まって国民政府楼上に翩翻と翻る大日章旗を眺めては誰が感激の涙なきものがあろうか。
 荘厳勇壮を極めるこの大入城式を目のあたりに実況を故国に伝える記者の筆も感激と興奮に震える。南京は日本晴れ、この日紺碧の空澄み渡って雲一つ浮ばず銃火茲に収まって新戦場に平和の曙光満ち渡る。

 中山門、光華門、通済門、中華門、和平門、太平門、日の丸の旗波打つこれら輝く各城門から午前早くも光輝燦然たる日章旗を捧持して南京総攻撃参加の各部隊続々入城。中山門より国民政府に到る三キロのメーンストリート中山路の沿道に堵列の将兵は征衣に積る戦塵を払って意気軒昂、見渡せば道の北側に上海派遣軍、南側に杭州湾上陸部隊、血と汗に汚れた戦闘帽に輝く両頬は今日この一瞬の歓喜に満ち満ちて日焦した満面が感激に燃えている。
 午後一時を全部隊集結完了した。畏くも金枝玉葉の御身を以て親しく南京攻略戦に御従軍遊ばされた朝香宮殿下の召された自動車が中山門に到着した。続く車は杭州湾上陸の○○部隊長、そして中山門に感激の瞳を輝かせつつ降り立ったのは上海戦の労苦を双頬に刻んだ軍司令官松井石根大将である。午後一時半松井大将を先頭に朝香宮殿下を始め奉り○○部隊長、各幕僚は騎乗にて、ここに歴史的大入城式が開始された。
東方紫の峰を横たえる紫金山の中腹にこの盛典を見守る中山陵、ああこの日! この時! 新支那建設の父、孫文はこの陵下に在って如何なる感慨があるであろうか。恐らくは抗日支那の末路をわが将士とともに哀れんで居るであろう。

 嚠喨たるラッパが響き渡る、裂帛の号令一下『頭右ッ』全将士捧銃の中を軍司令官の閲兵の列が行きすぎる。部隊から各部隊長は各その幕僚を随えて閲兵の列に加わって行く。何という堂々の大進軍だ、
 国民政府に閲兵の列が入る。此時下関に上陸した支那方面艦隊司令長官長谷川中将は各幕僚を随えてこれに加わる。午後二時国民政府正門のセンター・ポール高く大日章旗が掲揚された。翩翻と全東洋の風をはらんではたはたと靡く日の丸の美しさ、嚠喨たる海軍軍楽隊の「君が代」が奏でられ始めた。空に轟々たる爆音を響かせて翼を連ねる陸海軍航空隊の大編成、正門の中に閲兵を終った松井方面軍司令官、朝香宮殿下、○○部隊長、長谷川支那方面艦隊司令長官以下参列諸員が整列、東方遥か皇居を拝し奉った。松井軍司令官が渾身の感激を爆発させて絶叫する『天皇陛下万歳』の声、全将兵の唱和する万歳のとどろき、ここに敵首都南京がわが手中に帰したことを天下に宣する感激の一瞬である。
 次いで国民政府構内大礼堂に入城式の祝宴が始まった。素杯そして豪壮を極める装飾日章旗大礼堂の中央に掲げられた孫文の「革命猶未就」「同志須努力」の二聯が無量の感慨を其一句に籠めて置かれている。挙げる祝杯は畏くも将士を犒わせ給う恩賜の日本酒立食大卓並べられた饗宴は鯣、かち栗、昆布の戦捷を祝う品々だ。肝に銘じしみ渡る美酒の味! 再び繰返される聖寿万歳の轟きだ。恐らくはこの一瞬祖国日本に一億の同胞が挙げる万歳もこの歓喜をともにするであろう。三度、四度繰返される天皇陛下万歳、大日本帝国万歳。
以上がページ主文です。

写真のキャプションは以下の通りです。
右ページ写真上:十二月十七日午後一時三十分、紺碧真澄の空の下に、近代戦史上に輝かしい一頁を飾る晴れの南京入城式が挙行され、朝香宮殿下を始め奉り松井軍司令官は幕僚を従えて中山門から中山路を堂々閲兵しつつ国民政府へと駒を進めた。写真は入城式の松井司令官(12月17日上野特派員撮影)
右ページ写真中右:殉国の忠魂。護国の英霊も戦友の胸にしかと抱かれて、晴れの入城式に参列した(12月17日熊崎特派員撮影)
右ページ写真中左:地に歴史的大入城式の盛儀が挙げられる時、陸海軍飛行隊は大編隊を整え、銀翼を連ねて轟音勇ましく南京の空を旋回、入城式に参加した。写真は中山門上空を飛ぶ陸軍機(12月17日熊崎特派員撮影)
右ページ写真下:晴れの南京入城式に参列の我が海軍将兵は長谷川司令官以下下関に上陸、旭日輝く軍艦旗を捧げて挹江門から入城した。(12月17日林特派員撮影)
左ページ写真上:上海より南京へ、幾多の頑敵を破り、堅塁を抜き、聖戦幾度幾十日、燦たる偉勲に輝く軍旗を捧持して粛然と列ぶ我が部隊(12月17日角野特派員撮影)
左ページ写真中:十二月十七日午後二時、此の日此の時国民政府正面のセンターポールに掲げられて翩翻とひるがえる大日章旗を仰ぎ見よ(12月17日河村特派員撮影)
左ページ写真下:中山門より中山路を経て国民政府に到る南京第一の大通りの両側に堵列せる光輝ある我が無敵部隊(12月17日角野特派員撮影)
引用終り
posted by 小楠 at 07:10| Comment(0) | TrackBack(1) | 反日マスコミ
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