2008年05月01日

知ってはならない歴史6

劣情日本人に握られている歴史教科書

若狭和朋氏の著「日本人が知ってはならない歴史」という本をご紹介しています。教育学博士若狭氏は、公立高校の教師を平成15年に退職後、現在は人間環境大学講師です。
「知ってはならない歴史」というのは、知られては困る歴史という意味である。私たち日本人に知られては困る歴史・史実とは何だろう。だれが困るのだろうか。

引用開始
 日本の歴史教科書は悲惨である。日本の国民を育てる教育ではなく、日本の「罪悪史」をでたらめに教え込み、日本を嫌い憎む日本人を育てるのが、今の歴史教科書である。私は高校社会科の教師を三十八年間勤めた者である。生徒は、近現代史になると、ため息をついて、言う。詰問口調のときもある。
「先生! また日本の悪口の時間ですか?」
「先生なら違うやろ・・・?」
 歴史教育はイデオロギー教育ではない。それなのに、生徒たちは中学校までに十分にイデオロギー教育の洗礼を受けてきている。経験的に間違いないのはこの二十年間、正確を期して言うと、この十五年間に急速に生徒の詰問が増えた。「教科書問題」の発生以来、急速に生徒のため息が増えた。1982年の宮沢談話と近隣条項の誕生から、露骨に変わったのは教師用の「指導書」の中身である。生徒は教科書を持つが、教師には教科書会社が発行する「指導書」なる虎の巻がサービスされる。
 この「指導書」に「検定」はないから、簡単に言えば書きたい放題である。私は準備中なのだが、「指導書」の研究書を上梓したい。教師への影響という点では、「指導書」はダイレクトである。・・・・

 日本の歴史教科書は、中韓に媚びる劣情日本人に握られている。これが言い過ぎではないことは、事態を知る人ならすぐに理解されるに違いない。劣情日本人の大部分は「旧左翼」の人たちである。
 日本を愛するなどという「ナショナリズム」は、国際主義の思想からみれば遅れた陋劣な心情である。日本人であること自体を反省するのを思想的課題とするのが、左翼の良心だと、彼らは確信しているのである。
「万国のプロレタリアート、団結せよ!」の国際主義の精神こそ高貴とするのが、左翼である。これが人間を左翼にするパラダイムの原点である。若者の多くが左翼になった。
 だがソ連の崩壊ののち、あからさまに左翼的発言を口にすることは憚れるムードになってきた。だから、信条は隠すのである。隠蔽される信条は、劣情と化すしかない。ゆえに私製語だが、劣情日本人の語を私は用いる。続きを読む
posted by 小楠 at 07:14| Comment(3) | TrackBack(0) | 書棚から真実を